「FP（ファイナンシャルプランナー）」という資格を耳にしたことはありますか？FPは、保険・年金・資産運用・相続など生活に密着したお金の知識を総合的に学ぶことができる資格です。生活や家計の見直しにも役立つため、個人で取得する人が増えています。そんな私も、金融知識ゼロから「FP3級」を2ヶ月で取得することに挑戦しました。今回は、その学習プロセスやポイント、活用した勉強方法についてご紹介します。
なぜFP3級に挑戦したのか？
FP3級に挑戦したきっかけは、①日常生活で「お金の管理」について考えるようになったことと②夫（FP3級を勉強してた時は彼氏）に金融について勉強したいと相談したところ、FP3級から勉強するといいんじゃないかと助言をもらったからです。また、日常生活の中で物価上昇などお金の支出が多いと思い、家計管理やNISAなど将来の資産形成をきちんと考える機会が増え、専門的な知識を身につけたいと感じたのが理由です。実際に本屋さんでFP3級の教科書を読んでみて、金融に関するさまざまな分野を学ぶことができるため、「まずは入門としてFP3級から勉強してみよう」と思い立って、勉強を開始しました。
学習スケジュールの立て方
金融関係の業務を経験したことが全くないため、本当に真っさらの状態からスタートしました。初心者の私は、学習時間の確保と効率的な勉強法がポイントになると考えました。2ヶ月という短い期間で合格を目指すために、具体的な計画を立てました。
- 学習時間を週15時間確保
平日は1〜2時間、土日には3〜4時間程度を学習にあてることを目標にしました。 - 最初の2週間はテキストを読んで基礎固め
初心者向けのわかりやすいテキストを1冊用意し、保険、年金、税金、資産運用といった章ごとに基礎を理解することに集中しました。 - 次の3週間は過去問アプリ・問題集でアウトプット重視
テキストの読み込みが一通り終わった後は、過去問や問題集を解きながら、自分の理解度をチェックしました。最初は間違える問題も多かったですが、繰り返すことで徐々にスムーズに解けるようになりました。 - 最後の1週間は間違えたところ&苦手科目を補強
試験直前の1週間は、間違えた問題や苦手科目を重点的に復習しました。また、テキストを読み込みました。
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学習に役立ったツールと参考書
勉強を進めるにあたり、私が利用したツールや教材を紹介します。
- テキスト・問題集：FP3級用のテキストと問題集は、初心者向けのものを選びました。馴染みのない用語が出てくる時はテキストで調べるだけでなく、解説が初心者にもわかりやすく図や表で記載しているため、オススメです。
- 過去問アプリ（過去問道場）：隙間時間を有効活用するために、過去問に特化したアプリを活用しました。問題ごとに解説もついているので、通勤時間やちょっとした休憩中にも学習でき、効率的に正答率を上げることができます。
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実際の試験の感想とポイント
FP3級試験は、学科試験と実技試験の2つで構成されています。学科は選択問題、実技は具体的なケースに基づいて考える問題が出題されるため、実技試験の問題形式に慣れておくことが重要だと感じました。実技では「日常的にお金に関する知識をどう使うか」という点が試されるため、過去問で実践力を鍛えることが合格のポイントです。
2ヶ月でFP3級を取得したポイント
初心者でも2ヶ月で合格するために、特に意識したポイントは次の3つです。
- 基礎を大切にする
FP3級は、広く浅く出題されるため、すべてを完璧に理解する必要はありません。むしろ、基礎をしっかり理解することで、ほとんどの問題に対応できるようになります。 - 過去問を繰り返し解く
試験には過去問から似たような問題が出ることも多いため、過去問を繰り返し解くことで、出題傾向をつかむことができます。 - スキマ時間を活用する
忙しい日でも、隙間時間を活用することで、短期間で多くの学習量を確保できます。スマホアプリやテキストなどを使い、移動中やちょっとした空き時間に問題を解く習慣を身につけることで合格できました。
FP3級の取得で得られたもの
FP3級を取得したことで、日常生活でのお金に関する知識が格段に深まりました。家計の管理や貯蓄方法、税金の仕組みが理解できるようになり、将来の資産形成に役立つ知識も増えました。また、FPの勉強を通じて金融や経済についての興味も高まり、FP2級に挑戦するようになりました。
最後に
金融未経験者でも、計画的に学習すれば2ヶ月でFP3級を取得することが可能です。お金の知識は生活に役立つだけでなく、将来の資産形成にもつながります。これから挑戦したいと考えている方も、ぜひ参考にしてみてください！
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